2018 謹賀新年
| 固定リンク
| コメント (5)
| トラックバック (0)
2016年 明けましておめでとうございます。
本年も宜しくお願い致します。
2015年は 古いラジオ修理で 腐食がひどいものの中で 腐食を止めてもさらに腐食の箇所が見つかり不具合が出るなど どこで完成とするか微妙なものが多くありました。
難題続きでなかなか修理も完成せず御迷惑をおかけしました。
製造から年数が経っているため仕方ないことですが 不具合が生じたら 置いておかないですぐに修理をすれば助かる個体もあります。
古いものを長く使うには 不具合を感じたら原因を探し直しておくことは重要です。
(電解コンデンサーや電池など液が入っているものは漏れて乾燥しても化学反応が進み銅を変質させたり 短絡で絶縁不良を起こしてしまうため 故障範囲がいつのまにか広がってしまうことがあります。
今年は 3月末までの期末期は多忙になっていますが 1月より 再腐食が見られないものについては 合間をぬって 修理完成したものを順次発送しています。
発送時点でメールいたします。
写真:近くの那珂川の河原に居た鳥 カシラダカ
1月に 撮影
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
2015年 謹賀新年 昨年は大変お世話になりました。 今年も宜しくお願い致します。
今年も大切に使われた機器の修理に限り修理受託致します。(転売目的の修理はお受けできません)
1月 12日 現在 古い機器の修理の業務が多少重なっておりまして 経年劣化で電解コンデンサーの液漏れや電池液漏れによる基板のパターン腐食、絶縁不良などの修正が必要な ラジオやオーデイオ機器の故障解析結果の連絡が遅れ気味です。申し訳ございません。
1月中には連絡できる見込みですので お待ちいただけますようお願い致します。
| 固定リンク
| コメント (2)
| トラックバック (0)
本年も 宜しくお願い致します。
本年も様々な修理に対応できるよう技術習得に努めますので宜しくお願い致します。
近年 各種電子機器も多種多様になっています。町の電気屋では ラジオ TV 家電機器 と アマチュア無線機、業務用無線機(受信機 送信機) ミニコン パソコン 計測器 工場用生産設備(FA関連)等 の修理経験の応用でほとんどの電子機器の修理は行うことができますが、最近はアナログ回路でノイズを出さず動くものは高価な部品を使う、電力効率が悪いとされて減り、電力効率の良いスイッチング電源などパルス利用機器 製造、検査、調整不要なデジタル機器の割合が非常に多くなりました。 動作自体はアナログ回路の動作から比べると非常に単純で省電力で他性能もアナログと同等ですが アナログには及ばない分野もまだあります。
デジタル化で制御系はシリアル制御 LAN化になってきており 自己診断のモードなどで設定値の表示確認など便利になっていますが、反面、その自己診断にかからない部分や表示器が故障している場合には信号のオシロスコープ表示だけでは故障の判断はできず、専用のアナライザーが無いと故障の診断ができないものも増えてきました。 一例では車載の電装もCAN(車内LAN)化されており 従来はテスターのみでできたセンサーなどの信号点検にもOBD2のモニター機器が必要になっています。(最近は安価になり 種類も増えました)
またインバータ機器の故障などは 見た目と動作はごく普通でも 部品故障によっては ノイズ放射が極端に増えてしまう事例もあり 不要輻射強度の確認のためノイズの解析まで要求されるものも増えてきました。 このような機器の修理では、動作は無調整のデジタルスイッチングで単純であっても、修理や調整 計測はアナログ高周波の内容を要求されていて、高圧、高速スイッチングの機器はノウハウが要求されます。
私が修理を長年続けている理由は 困っている方に 修理の場を提供するためと もう1つ 故障を瞬時に見つけること(故障解析)が 「難易度が高い物を治す」ことや「物づくり」にはすごく重要なことだと思ってノウハウの蓄積をしているためです。修理経験は子供の頃の修理遊びからのアマチュアの時代を含めると41年になりますが 普通高校卒業後 専門学校1年目に資格を取り、プロとして修理のアルバイトや修理の仕事をしている経験は今年で30年になります。
物を作るには開発初期には必ずデバックという作業がつきもので この作業で仕様にあった確実なものに作り上げられるよう改良したり調整をしたりミスを見つけて修正したりするものです。 このデバック効率は経験の数 種類 時間 と 個人差で 変化します。
そのため 最近はデバックの時間は人によっての差が大きいため シミュレーションで検証して確実にOKになってから開発を始めたり 回路はデバックがほとんど不要なデジタル化でデバックをコストがかからないソフトで済ませる傾向にあります。物によってはアナログのほうが良いものがありますが価格や工数のためだけにあえてデジタル化するものもあります。 安価なものはその傾向がありビット数は同じでも安価な素子で性能のレベルを下げている物もあります。
デバックの初めでは、不具合の事象があるが、一体何が悪いのかが瞬時にわからないと1つの事象で何日も悩んでしまう方も多いものです。 つまりデバックの作業効率はいかに事象に対して何がそうさせているかを見つける「故障解析の速度」が遅いか速いかにかかっているのです。
今年も微力ながら技術サービスの提供できるよう頑張ります。 宜しくお願い致します。
液晶テレビは 最新のものでもCRTで上位グレードの機種に比べてしまうとまだクオリテイが低いと感じる。液晶でも高価なものは改良が進んでいます。プラズマはレスポンス 発色も良いです 欠点は消費電力。
現在の主流は 液晶 プラズマ CRTですが それぞれの原理の違いによって得意不得意があります。
液晶は文字のような明 暗のような表示は得意です。バックライトを遮って表示するためです。 CRTやプラズマの場合は発色ですが液晶は遮光です。黒を出すのが苦手です。コントラストは階調で表現するため精細なコントラストを出すには技術が必要です。しかし デジタル製品なので 一度出来てしまえば 簡単に製造はできます。プラズマはCRTに似ています。発色なので黒を出すのは簡単 精細なコントラストを出すのも問題有りません。調整で基準値に入れます。
アナログ製品は 設計時の調整範囲が適正な機種で 出荷までにきちんと調整が出来たものはすぐれた性能になります。 当たり はずれ とよばれるものも 調整次第で 発生します。 アナログ機器は はずれの製品は部品が問題なわけではない場合が多いので 再調整だけで 正常になるものです。 車なども 基本はアナログ機器ですから同様です。アンプ製品の半導体のばらつきなどの 調整では治せない部分は製造時に選別で合わせます。 この選別で ばらつきが決まりますが 最近では 安価に作るためと だれでも組めるように 一切選別しないで作れる方法を模索するメーカーが増えています。 オーデイオアンプでも 高級機(ハイエンド)だけは 今後も選別、調整をしてでも メーカーのポリシーを貫いてほしいと思います。
一方デジタル機器は 調整箇所もなく 階調 ビット数などは 設計時に決まってしまうので 調整はできませんので メーカー側が主導で この範囲ならユーザーは妥協するだろうという範囲で製品を作ります。 回路構成に比例するため 安価なものは画素数が少なかったり 画面が荒く感じたりします。これも当然のことです。 高価になれば 画素数も増え 性能もCRTやプラズマに近くなります。
特にテレビ電波が弱い場合に 液晶の大画面での表示は ノイズが異常に目立ち耐え難いものがある。 デジタル機器は 曖昧な信号は苦手で 輪郭補正、プログレッシブ処理などによりノイズのような画像が従来よりも目立つ。
話は変わって テレビ放送はデジタル化になります。 これから 地上デジタル放送に切り替わりますが 私の家のご近所でも 買い換え時期をいつにしようか 何を買うのが賢いのかと迷っているようです。
製品販売をほとんどしない 修理メインの電気屋としては 今のまま使い続けて 使えなくなる頃に買ったほうがお得ですよ。と勧めています。 その前に 故障してしまって買い換える方も少なくないのですが 今 買ってしまうのは中途半端のような気がします。つなぎで 売れ筋で安価になった機種を買うべきかと思います。
私も 地上波アナログが消える頃まで 地上波アナログとBSのついたTVを使い続ける予定です。
一般のパソコンTVの画質で満足できる方であれば別ですが どの時点で買い換え または アダプターを導入するかで 費用とクオリテイの差が出そうです。
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
オーデイオ キット パソコン・インターネット 修理 古いラジオの修理 家電 日記・コラム・つぶやき 設置、取り付け、調整 趣味 音楽
最近のコメント