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2013年10月13日 (日)

古いラジオの修理 日立 真空管 FM/AMラジオ

秋の夜長に 修理技術のリハビリを兼ねて BGM用に 日立製 FM/AMラジオの修理をしました。 

トランスレスの真空管式。

Radio1

・全分解 清掃

・シャーシー錆除去

・ケース補修、塗装

・ペーパーコンデンサーの容量抜け品をフイルムコンに交換

・電解コンデンサー交換

・スピーカー コーン紙破れのためユニット交換

・計測、調整

 DVMにて全段 バイアス確認 SGとオシロで波形歪み確認 

 スペアナと周波数カウンターを使い周波数目盛りと実際の周波数調整と温度ドリフトを確認 (コンデンサー 温特変更 一部コンデンサー交換)

 インピーダンス変換器とネットアナを使い帯域調整 (帯域感度、IF帯域調整)

・出力球 エミ減のため交換

・スピーカー交換 音出しテスト 

(ラジオ、オーデイオ機器修理は最終的に耳で確認します)

この当時のラジオは アンテナ接続とアースをしっかりすれば良く聞こえ 音も真空管らしい歪みが耳につきにくい音で 日常の情報源としてのラジオ聴きやBGMには最適ですね。

ひとまず故障解析、修理(修復 部品交換 計測 調整)が終わり 来週から活躍します。

あくまでも 合間での修理ですが、完成するまでは1つ1つ動作原理通り部品が働いているかを確認します。

この年代のラジオは「コンデンサー」の発熱がある場合は発煙や発火の恐れがあります。

コンデンサーだけは見た目が何ともなくても必ず計測し主要箇所は交換します。

コンデンサーの故障判断は計測でコンデンサーを利かせている周波数帯域での働きを見て判断しています。 

私は昭和55年頃 都内で修理をしていましたが 相当数の修理をしましたが、当時は真空管のラジオ修理依頼はありませんでした。 その後21年間、家電の修理から離れていましたが(産業機器の修理は継続していました)、最近になってまた真空管ラジオやアンプの修理を仕事で受けることがあります。 

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