雷 落雷
ここのところ 気圧が不安定で豪雨が多いですが 今年は夕立の雷も多く 8月14日と8/19日に 強い雷があり 近くの杉の木に落雷しました。
落雷のパワーはかなりのものです。
落雷した杉の木はこの写真のように2つに割れています。
雷の落ちた木はいずれ枯れてしまいます。
落雷があると 周囲には 電磁誘導で配線という配線に電圧が誘起して誘導電流が流れます。 落雷を1ターンのコイルとみなすと 電流が少なくインピーダンスの高い長い屋外配線(電話回線 センサー信号線など)など電磁結合するもので波形の立上がる時間が間に合うものにはかなりのサージ電圧が発生してしまい そこに接続されている電子機器では想定外の電圧、電流が流れ故障が発生してしまいます。
今回の修理の依頼では 大型のマグネットスイッチの接点間で放電したのか 黒こげになっていたり 半導体が破損しているものも有りましたが 止めるわけには行かない 至急の依頼品の修理は終了しました。
電気屋でも パソコンと計測器のインターフェースと計測器が破損してしまい 部品を購入して復旧をいたしました。 まだ一部部品到着待ちがありますが今週中には解決の見込みです。
急な天災で避けようが無いものですが このために他の仕事も遅れてしまい大変ご迷惑をおかけして申し訳ございません。
今回 電源系の故障はありませんが 電気屋の 雷対策は アンテナ系ですと アンテナ用アレスター 電源系ですと サージキラー 電源用アレスターを使っています。
サージキラーは多くはバリスターを使っているため 今回のような強いサージの場合は1回で破損してしまいますから交換が必要であり、今回もバリスター2個の交換をしました。
今回も故障した箇所は経験の1つとして 外部にサージ対策機器を付けサージを接地に逃がす対策も同時に行って再発しにくい仕組みに改良を進めています。
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