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2008年1月 2日 (水)

謹賀新年

本年も 宜しくお願い致します。

本年も様々な修理に対応できるよう技術習得に努めますので宜しくお願い致します。

近年 各種電子機器も多種多様になっています。町の電気屋では ラジオ TV 家電機器 と アマチュア無線機、業務用無線機(受信機 送信機) ミニコン パソコン 計測器  工場用生産設備(FA関連)等 の修理経験の応用でほとんどの電子機器の修理は行うことができますが、最近はアナログ回路でノイズを出さず動くものは高価な部品を使う、電力効率が悪いとされて減り、電力効率の良いスイッチング電源などパルス利用機器 製造、検査、調整不要なデジタル機器の割合が非常に多くなりました。 動作自体はアナログ回路の動作から比べると非常に単純で省電力で他性能もアナログと同等ですが アナログには及ばない分野もまだあります。 

デジタル化で制御系はシリアル制御 LAN化になってきており 自己診断のモードなどで設定値の表示確認など便利になっていますが、反面、その自己診断にかからない部分や表示器が故障している場合には信号のオシロスコープ表示だけでは故障の判断はできず、専用のアナライザーが無いと故障の診断ができないものも増えてきました。 一例では車載の電装もCAN(車内LAN)化されており 従来はテスターのみでできたセンサーなどの信号点検にもOBD2のモニター機器が必要になっています。(最近は安価になり 種類も増えました)

またインバータ機器の故障などは 見た目と動作はごく普通でも 部品故障によっては ノイズ放射が極端に増えてしまう事例もあり 不要輻射強度の確認のためノイズの解析まで要求されるものも増えてきました。 このような機器の修理では、動作は無調整のデジタルスイッチングで単純であっても、修理や調整 計測はアナログ高周波の内容を要求されていて、高圧、高速スイッチングの機器はノウハウが要求されます。

私が修理を長年続けている理由は 困っている方に 修理の場を提供するためと もう1つ 故障を瞬時に見つけること(故障解析)が 「難易度が高い物を治す」ことや「物づくり」にはすごく重要なことだと思ってノウハウの蓄積をしているためです。修理経験は子供の頃の修理遊びからのアマチュアの時代を含めると41年になりますが 普通高校卒業後 専門学校1年目に資格を取り、プロとして修理のアルバイトや修理の仕事をしている経験は今年で30年になります。 

物を作るには開発初期には必ずデバックという作業がつきもので この作業で仕様にあった確実なものに作り上げられるよう改良したり調整をしたりミスを見つけて修正したりするものです。 このデバック効率は経験の数 種類 時間 と 個人差で 変化します。

そのため 最近はデバックの時間は人によっての差が大きいため シミュレーションで検証して確実にOKになってから開発を始めたり 回路はデバックがほとんど不要なデジタル化でデバックをコストがかからないソフトで済ませる傾向にあります。物によってはアナログのほうが良いものがありますが価格や工数のためだけにあえてデジタル化するものもあります。 安価なものはその傾向がありビット数は同じでも安価な素子で性能のレベルを下げている物もあります。

デバックの初めでは、不具合の事象があるが、一体何が悪いのかが瞬時にわからないと1つの事象で何日も悩んでしまう方も多いものです。 つまりデバックの作業効率はいかに事象に対して何がそうさせているかを見つける「故障解析の速度」が遅いか速いかにかかっているのです。

今年も微力ながら技術サービスの提供できるよう頑張ります。 宜しくお願い致します。

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