年末
修理もする電気屋の2007年
今年は 難易度の高い修理や 部品入手が難しい修理が多かった年でした。
また、今年は地域のボラインテイア活動にも多くの時間を要し、仕事が遅れ気味となり対応に追われた年でもありましたが、振り返ってみると精神面では得るものは多かったと思います。
修理専門では無いため短納期での修理は難しいのですが 古かったり部品の生産中止で他では治らなかったものなども修理、調整します。
アナログ機器によっては輸送中に調整がずれる可能性のあるものもありますので、修理が完了して戻って行き 到着後に動作確認をしていただいてOKをいただくとほっとします。
今年は部品入手の問題や 解析の時間が足りないものの修理が数件残ってしまいました。 購入時の価格が高価なものならなおさらユーザーもあきらめきれないものがあるようです。 どうしても治らない場合のみお返しすることになりますが 他で治らないものは 治ると 治らないでは大きな差です 技術力の確認の意味でも何とか治す努力をしてみる予定です。
今年は古い家電関連の注意喚起がメーカーに義務づけられた年。
古い機器をずっと使い続ける場合「掃除しない」 「ずっとホコリをかぶったまま使わない」は故障の元ですし再使用時に危険な場合があります。
ホコリやフィルターなどの汚れは 絶縁 耐圧悪化や発熱の原因になる場合があります。 電子機器は空気の流れも考慮して設計 製作をされています。古い電気製品(特に10年以上)の機器内外のホコリや汚れなどのクリーニングは年1回など定期的にユーザーとしておきたいものです。 大掃除は掃除やメンテナンスの良い機会です。
2007年の電気製品関連の話題では、年末 12月21日には ビンテージ品関連の電気用品安全法(PSE)の内容が変更され、旧電気用品取締法の安全基準に適合した電気製品(〒マーク)が、現在の電気用品安全法(PSE)の基準適合を示す「PSEマーク」付き相当とみなされるようになりました。
2007年は 町の電気屋をご愛顧いただきありがとうございました。 電子機器修理を来年もコツコツ頑張ります。
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