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2007年7月 3日 (火)

修理屋

最近 近所の電気屋さんでも 修理をしなくなってきています。 

最近では販売業務とエアコン電気工事などが優先され、一般の機器の修理は顧客持ち込み品はメーカーに送り、出張修理も顧客が依頼するとメーカーを呼ぶ形態が多い。 

修理難易度が上がっていたり シリアル信号での調整には専用ツールが必要であったり デジタル化、基板ユニット化され、以前のように部品個別の修理がしにくくなっていることも背景にはある。

以前の電気屋さんは訪問販売もしており、顧客の家で電気製品の状態を把握していた場合が多く、古くなってホコリをかぶるような場合のメンテナンスは声かけを行っていた。 

私なども 東京の電気店で修理をしていた時代は、納品のついでなどに古い機器の掃除はしてあげていたものです。

最近は量販店や通販で製品を買い壊れるまでそのまま使うというケースが多く 電気製品や汚れによる放熱の悪化や空気の取り込み量の減少に関する知識が少ないと 汚れきって問題が出るまで不具合に気がつかない。 これは当然のことですが メーカーはホコリだらけの場所や 湿度が極端に高い場所での使用は想定していない場合も多いのでメーカーが想定しているよりも早く劣化したり詰まったりする場合がある。また 換気扇の使用を取り扱い説明書では書いていてもユーザーが換気扇をつけない場合もある。 ガス器具の場合は空気が新鮮である必要があります。換気や定期的な吸気口の掃除などが必要です。

製品を買った場合には 取り扱い説明書は一通り目を通すことを忘れないようにしたいものです。

今は 自己責任の時代。 ユーザーが使うものは自分で知って管理することは重要です。

内部が汚れていると思われる機器は他で買ったものであっても 近くの電気屋さんに依頼して掃除はすべきです。(有料なので見積もりしてもらってから) 近くの電気屋さんは 最近では、故障も少ないため販売最優先になりつつありますが 細やかなメンテナンスを得意とするところが何件かに1件はあるはずです。 そのような知り合いは是非作っておくべきです。

私などは 今では 修理はメールなどで依頼を受けた場合と 近くの家庭の方の修理だけしていますが 掃除は最初に必ず実施しています。 

汚れ  や 空気の取り入れ は 意外にも忘れがちですが大変重要です。

   

 

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