2009年4月 2日 (木)

古い電気製品の安全

近年は 販売店から製品を販売して そのサポートをその販売店で行うことも少ないため昔の電気屋さんとのつきあいのように 機器の状態を家庭訪問で把握するなどが無い方は 古い製品になると自己の責任で製品を管理しているということをわすれがちになり ホコリにまみれた製品を長年使うこともあるようです。

以下は 住宅設備の関連で私の修理サービスの範囲外ではありますが ユーザーの方には参考になるので記載しておくことにします。

4月1日から 消費生活用製品安全法が改正 されました

IZA

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/natnews/topics/229194/

YAHOOニュース

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090401-00000561-san-soci

引用 

対象機種
ビルトイン式電気食器洗い機、浴室用電気乾燥機、石油風呂釜、石油給湯機、密閉燃焼式石油温風暖房機、屋内式ガス瞬間湯沸かし器(都市ガスまたはLPガス)、屋内式ガス風呂釜(同)-の7品目。いずれも、使用10年以上で経年劣化による重大事故の発生率が高いことが、経済産業省の調査で判明した製品

引用ここまで

今後は これらの製品は 新しい製品は メーカーが 設計時に考慮している耐用年数を記載 。 ユーザーも ユーザー登録をして追跡しやすくする仕組み。
安全のためとサポートを受けるために 知っておきたい改正点の1つです

メーカーは今までのように生産打ち切り後7年程度で部品供給停止をしないで 耐用年数までは供給しなければなりません。 また 点検も連絡したり要請があればしなければなりません。 
この景気悪化の中 メーカーは大変そうです。
今までの 安価な価格体系では無理かも知れませんが 該当機種はいづれも住宅設備的なものなので単に安価を追う方は少ないと思うので成り立ちそうですね。

今まで 汚れや経年劣化をほとんど気にせず一般の耐用年数(通常は最長でも10年)以上使い続けている物などでも 一度も清掃点検せず ホコリまみれでも放置していたこと また ユーザーが掃除や点検をすることを 再認識すべき時点なのかも知れません。

古いものを長く使いたい場合は ホコリが貯まらないように 定期的に掃除するなどは必須です。

自分の回りで、現在使っている古い機種の掃除、点検や修理や交換を決断する良い機会かも知れませんね。

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2009年1月17日 (土)

2009年 年頭

本年も宜しく御願い致します。

2009年 様々な業界が厳しい年ですね。町の電気屋では 今年の業務メインは 企業様向けエンジニアリングサービス と 個人のお客様向けの各種の修理です。

今年も得意分野で努力いたしますので宜しく御願い致します。

今年は 今まで 構想があっても形にできないままであった 団塊の世代の方や 学生の方、新社会人の方、電気系のエンジニアを目指している方が 自宅で趣味や学習のために自作される部品+説明書のキットを提案できればと思っています。

自作キットといいますと勉強にだけ使うもの 安いことが条件と思われている方も多く 古くなると忘れられてしまうものが多いですが 町の電気屋では 故障解析や修理というノウハウを生かして 古くなっても自分なりに部品を替えて楽しめる自作キットのベースを企画しようとしています。 

自己学習のためにも 半田付け技術の習得のためにも コネクタを刺すだけ ネジを締めるだけの ものは キットや電子工作(自作)ではないと思っておりますので 半田ごて 工具 テスター は所有してきちんと使える方が作るものを想定します。

キットにつきましては 主に最近の部品を利用したアナログ回帰のものにしようと企画しております。検索やQ&Aを可能にするためにあえてWEB公開のみとします。

紹介、製作や製作後の技術的なQ&Aは Q- Etoronics factory の掲示板で致します 

企画のポリシーは Audio Life を見ていただき参考にしてください。 

2月から3月にはQ- Etoronics factory のビギナーのための電気系Q&A掲示板の復活と紹介を記載致しますので 気に止めた方は時々見ていただければ幸いです。

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2008年12月 6日 (土)

古いジュークボックスの修理

アメリカ製の古い 真空管式のジュークボックスの修理の依頼を受け 少しづつですが 修理 調整を行っています。 今回は所有者の水戸市のお客様より了解を得ましたので写真を掲載させていただきます。

製造年は1955年 私が生まれる5年前の製品 外観などはメッキ部分もレストアされ大変綺麗です。 あとは 内部回路の修復で生き返ります。

セレクターは電気式で記憶はコアメモリーを真空管のロジック回路で働かせています。

アンプは6L6のプッシュプルのモノラル構成 トーンコントロールはハイカットスイッチと

ローブーストの回路が付いています。 

アンプとしての回路的には一般的ですが ロジック系は細部にわたり 少ない部品で規

定の動作をさせるという意味では感心することばかりです。

・外観写真 200曲 収容レコード数は100枚。

・内部

・部品の故障例

・真空管試験器で真空管の劣化を計測中のようす

・ピックアップの部分 

 この機器ではマグネチック式両面再生用のカートリッジを使っています

 音の特性の悪い圧電セラミック式ではないので音にこだわった機器だったのでしょう

Juh1

Ju2

Ju3

Jus1

Ju1

今回 この機器に回路追加で ワイヤードの音量調整と外部入力端子を付けました。 

ラジオ ipodなどの入力を入れて音を出すことができます。

このジュークボックスも電圧や歪率は計測器で計測をして基本性能を確認できたら耳の判断になります。 年末までには 修理完了予定です。

私は 回路を覚えたのは真空管回路からです。 ですので状態を見るだけでおおよその回路は理解できます。 

Q-EL では このような 古くても思い入れのあるものは修理するという1例として記事を書いてみました。 

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2008年8月20日 (水)

雷 落雷

ここのところ 気圧が不安定で豪雨が多いですが 今年は夕立の雷も多く 8月14日と8/19日に 強い雷があり 近くの杉の木に落雷しました。

落雷のパワーはかなりのものです。 

落雷した杉の木はこの写真のように2つに割れています。

雷の落ちた木はいずれ枯れてしまいます。

Sugi2_2

Sugi3

落雷があると 周囲には 電磁誘導で配線という配線に電圧が誘起して誘導電流が流れます。 落雷を1ターンのコイルとみなすと 電流が少なくインピーダンスの高い長い屋外配線(電話回線 センサー信号線など)など電磁結合するもので波形の立上がる時間が間に合うものにはかなりのサージ電圧が発生してしまい そこに接続されている電子機器では想定外の電圧、電流が流れ故障が発生してしまいます。

今回の修理の依頼では 大型のマグネットスイッチの接点間で放電したのか 黒こげになっていたり 半導体が破損しているものも有りましたが 止めるわけには行かない 至急の依頼品の修理は終了しました。

電気屋でも パソコンと計測器のインターフェースと計測器が破損してしまい 部品を購入して復旧をいたしました。 まだ一部部品到着待ちがありますが今週中には解決の見込みです。

急な天災で避けようが無いものですが このために他の仕事も遅れてしまい大変ご迷惑をおかけして申し訳ございません。

今回 電源系の故障はありませんが 電気屋の 雷対策は アンテナ系ですと アンテナ用アレスター 電源系ですと サージキラー 電源用アレスターを使っています。 

サージキラーは多くはバリスターを使っているため 今回のような強いサージの場合は1回で破損してしまいますから交換が必要であり、今回もバリスター2個の交換をしました。 

今回も故障した箇所は経験の1つとして 外部にサージ対策機器を付けサージを接地に逃がす対策も同時に行って再発しにくい仕組みに改良を進めています。

  

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2008年2月 7日 (木)

AUDIO

AUDIOのブログ

http://qel.cocolog-nifty.com/audiolife/

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2008年1月 2日 (水)

謹賀新年

本年も 宜しくお願い致します。

本年も様々な修理に対応できるよう技術習得に努めますので宜しくお願い致します。

近年 各種電子機器も多種多様になっています。町の電気屋では ラジオ TV 家電機器 と アマチュア無線機、業務用無線機(受信機 送信機) ミニコン パソコン 計測器  工場用生産設備(FA関連)等 の修理経験の応用でほとんどの電子機器の修理は行うことができますが、最近はアナログ回路でノイズを出さず動くものは高価な部品を使う、電力効率が悪いとされて減り、電力効率の良いスイッチング電源などパルス利用機器 製造、検査、調整不要なデジタル機器の割合が非常に多くなりました。 動作自体はアナログ回路の動作から比べると非常に単純で省電力で他性能もアナログと同等ですが アナログには及ばない分野もまだあります。 

デジタル化で制御系はシリアル制御 LAN化になってきており 自己診断のモードなどで設定値の表示確認など便利になっていますが、反面、その自己診断にかからない部分や表示器が故障している場合には信号のオシロスコープ表示だけでは故障の判断はできず、専用のアナライザーが無いと故障の診断ができないものも増えてきました。 一例では車載の電装もCAN(車内LAN)化されており 従来はテスターのみでできたセンサーなどの信号点検にもOBD2のモニター機器が必要になっています。(最近は安価になり 種類も増えました)

またインバータ機器の故障などは 見た目と動作はごく普通でも 部品故障によっては ノイズ放射が極端に増えてしまう事例もあり 不要輻射強度の確認のためノイズの解析まで要求されるものも増えてきました。 このような機器の修理では、動作は無調整のデジタルスイッチングで単純であっても、修理や調整 計測はアナログ高周波の内容を要求されていて、高圧、高速スイッチングの機器はノウハウが要求されます。

私が修理を長年続けている理由は 困っている方に 修理の場を提供するためと もう1つ 故障を瞬時に見つけること(故障解析)が 「難易度が高い物を治す」ことや「物づくり」にはすごく重要なことだと思ってノウハウの蓄積をしているためです。修理経験は子供の頃の修理遊びからのアマチュアの時代を含めると41年になりますが 普通高校卒業後 専門学校1年目に資格を取り、プロとして修理のアルバイトや修理の仕事をしている経験は今年で30年になります。 

物を作るには開発初期には必ずデバックという作業がつきもので この作業で仕様にあった確実なものに作り上げられるよう改良したり調整をしたりミスを見つけて修正したりするものです。 このデバック効率は経験の数 種類 時間 と 個人差で 変化します。

そのため 最近はデバックの時間は人によっての差が大きいため シミュレーションで検証して確実にOKになってから開発を始めたり 回路はデバックがほとんど不要なデジタル化でデバックをコストがかからないソフトで済ませる傾向にあります。物によってはアナログのほうが良いものがありますが価格や工数のためだけにあえてデジタル化するものもあります。 安価なものはその傾向がありビット数は同じでも安価な素子で性能のレベルを下げている物もあります。

デバックの初めでは、不具合の事象があるが、一体何が悪いのかが瞬時にわからないと1つの事象で何日も悩んでしまう方も多いものです。 つまりデバックの作業効率はいかに事象に対して何がそうさせているかを見つける「故障解析の速度」が遅いか速いかにかかっているのです。

今年も微力ながら技術サービスの提供できるよう頑張ります。 宜しくお願い致します。

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2007年12月28日 (金)

年末

修理もする電気屋の2007年

今年は 難易度の高い修理や 部品入手が難しい修理が多かった年でした。

また、今年は地域のボラインテイア活動にも多くの時間を要し、仕事が遅れ気味となり対応に追われた年でもありましたが、振り返ってみると精神面では得るものは多かったと思います。

修理専門では無いため短納期での修理は難しいのですが 古かったり部品の生産中止で他では治らなかったものなども修理、調整します。

Img_3057_2

アナログ機器によっては輸送中に調整がずれる可能性のあるものもありますので、修理が完了して戻って行き 到着後に動作確認をしていただいてOKをいただくとほっとします。 

今年は部品入手の問題や 解析の時間が足りないものの修理が数件残ってしまいました。 購入時の価格が高価なものならなおさらユーザーもあきらめきれないものがあるようです。 どうしても治らない場合のみお返しすることになりますが 他で治らないものは 治ると 治らないでは大きな差です 技術力の確認の意味でも何とか治す努力をしてみる予定です。 

Img_3061_2

今年は古い家電関連の注意喚起がメーカーに義務づけられた年。

古い機器をずっと使い続ける場合「掃除しない」 「ずっとホコリをかぶったまま使わない」は故障の元ですし再使用時に危険な場合があります。

ホコリやフィルターなどの汚れは 絶縁 耐圧悪化や発熱の原因になる場合があります。 電子機器は空気の流れも考慮して設計 製作をされています。古い電気製品(特に10年以上)の機器内外のホコリや汚れなどのクリーニングは年1回など定期的にユーザーとしておきたいものです。  大掃除は掃除やメンテナンスの良い機会です。 

2007年の電気製品関連の話題では、年末 12月21日には ビンテージ品関連の電気用品安全法(PSE)の内容が変更され、旧電気用品取締法の安全基準に適合した電気製品(〒マーク)が、現在の電気用品安全法(PSE)の基準適合を示す「PSEマーク」付き相当とみなされるようになりました。

2007年は 町の電気屋をご愛顧いただきありがとうございました。 電子機器修理を来年もコツコツ頑張ります。 

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2007年9月20日 (木)

古い機器の修理

電気屋には古い機器の修理の依頼が入ることがあります。修理屋は 故障を探して修理するのは当然ですが 使用法や掃除を怠っていた場合はそれをユーザーにアドバイスするところまでは仕事です。 自己責任の時代ですが わかっていて使う自己責任と わからないまま使う自己責任では大違いですから どこかの時点で誤った使い方を、わかって、正常な使い方や定期点検などをして使っていただくようアドバイスをするようにしています。

他の仕事でも同様ですが 最近では売ることだけを最優先する傾向にあります。

このようなアドバイスは小言のようで嫌うユーザーも居ますが 注意喚起は必要なことですから 以前から続けてきたことでもありますし微力ながら今後も続けたいと思います。

昨年 消費生活安全法が施行されましたので 修理をする立場からのユーザーへの注意喚起の意味で注意していただきたいことを書いておきます。 

修理依頼を受けた場合 私は故障がどこかを探す「故障解析」は経験が長いため短時間でできるため 修理できる確率は 部品があれば100%を目指しています。 一般の電子機器の修理の場合 故障解析も含めて1時間以内でできるものが基本です。

機器メーカーは 特定の産業用、公共用でもなければ 生産中止後10年程度の寿命までしか考えていないものも多いわけですが ユーザーによっては 何もせず使える限り使う場合があります。メーカーとしては 使っていただいてありがたいと思う反面 ユーザーが何もしないことが当たり前と思っていると、部品の劣化やホコリなどの堆積による汚れでどういう故障が起きるかわからない面もあると思います。

掃除や不具合の認識は本来は、使う側(ユーザー)としては当たり前のことで 

「汚れたら掃除する」 「不具合と感じたら使わない」 などの注意喚起の表示は以前からメーカーがしていたものですが、表示位置が横に書かれていたり 説明書の注意事項に書かれていたりして 古くなるとユーザーはたまに見るという行為をしないとすっかり忘れてしまっていたものもあると思います。

消費生活安全法の関連もあって最近では 家電機器や燃焼機器にはこの写真のように注意の表示が見やすく表示されています。 (換気や掃除をしないと大変危険なので確認を忘れないで欲しい燃焼機器の注意書きの例)  Tyuui1_2

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日本国内で使われる 家電機器 産業用機器では 受け付ける修理の場合は 手順としてまず、症状を確認してから、分解し、掃除から始めますが すごい量のホコリが貯まっている場合があります。 極端に堆積するのはユーザーの使用環境が悪い場合もありますから 年数と量を見て 多すぎる場合は 修理完了時にユーザーに 再度故障する可能性があったり 火災の危険性があるので 使用環境を変えるようにアドバイスをするようにしています。

1例ですが 

写真:15年以上使用のTV基板の例 部屋のホコリの量が多いとこのようになり大変危険

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.高圧の基板には空隙(スリット加工)がありますがそれまで埋まってしまっています。

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TV番組などで 片付けが嫌いな方で TVなど家電器具が物に埋まっているような部屋を見ることがありますが そのようなTVケースの放熱穴を塞ぐような使い方や ホコリが入りやすい使い方をしていると 放熱しきれずに故障しやすくなってしまっていたり 短期間にこの写真のようになったりすることがあります。 いづれにしても損ですのでTVなどの説明書に記載の空間は空けて使ってください。

コンセントのホコリも危険ですが ホコリは火災の恐れがあり危険 と言われても状態を良く知ったり観察しないで安易に掃除をするのは危険です。コンセントを差したままの掃除は絶対にしないでください。濡れたぞうきんなどで拭くと漏電、短絡や感電することもあり大変危険ですから 必ずコンセントを抜いてから 掃除を行ってください。 

下の写真:上記のTV基板、掃除後の状態 空隙(スリット加工)が見えます この状態でないと危険です。

製品は下の写真のような通常な使用状態で100%の性能が出るようになっています。 ホコリの除去はユーザーの使用者責任で自分で行うかあるいは、お店に依頼して行うべきです。 TVのような高圧のものは危険ですので内部の掃除を依頼すべきものです。最近は量販店やネット通販が普及し販売店がフォローしていないためユーザーが気がつかない場合が多くあります。 使用者はそのことに気がつくべきです。

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TVに関しては純正部品が無くなった時点で修理は行いません。

ビンテージオーデイオなど 古いが貴重で今では入手不可な機器は メーカーのサポートも無いため 中古の機器の部品を利用するか 最近市販されている部品を使い修理を行うことになります。

その場合、規格的に低いものを使うと問題が出るため 元の定格以上のものを使いますが あえて定格をギリギリにしている部品もあるため やみくもに定格が大きければ良いというものではありません。 互換の検討や 機器設計の経験が無いと善し悪しの見極め 計測結果の見極めができませんので注意が必要です。

今週も かなり昔の機器で部品が無い機器の修理が入ってきました。

産業機器などでは 該当する部品が無い場合は 基板を作って回路を変更することも可能ですがコストがかかります。 そこまでしての修理予算が無い場合(製品の性能に対しての修理する価値が無い場合)は 修理をSTOPしてお返しするようにしています。 修理しないで戻ってゆくケースはこの場合です。 

さて 部品が見つかるでしょうか。。

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2007年8月22日 (水)

夏には雷が来ますが 雷のパワーが原因での電気製品の故障は多いものです。

私が住んでいる地域は雷が多いほうです。

雷が多い地域と少ない地域があり 多い地域の場合は家電品や通信系の故障は困ったものです。故障が多いのはISDN ADSL 電話 FAX などの通信系の機器 と TV などのアンテナが引き込まれる受信機  その他 各種家電品の電源系統 など。

以前の真空管機器などは ある高圧値を越えると放電してしまったので問題は無かった場合が多いのですが 半導体の場合は最大定格を大きく越えた時点で破損に至ります。

最近多い故障は電源の電圧サージ吸収用に使われているサージアブゾーバー(多くはバリスタ) 前の回路にヒューズがあればヒューズが切れるだけで済むのですが ヒューズが無いものはバリスタが焼けてしまいます。 一旦焼けてしまうとオープンになりバリスタの機能は無くなるので雷や電源に加わるサージ電圧の影響で機器が壊れてしまうことがあります。

コンセントに挟むだけの雷サージ吸収用の機器を ホームセンターなどで 見たことがある方は多いと思いますが これも 一度強烈なサージを受けてしまうと素子が破損してしまい機能はなくなりますから使い捨てです。

雷のパワーは予想以上のものですから 雷が来たら機器に頼らず 電源コンセントに接続されているものはできるだけ抜いておくことが破損防止になります。

通信系の保護は 通信系のケーブルやアンテナと 電源コンセントを外しておくことです。

雷が強くても電源を切ってある(電源ケーブルを外してある)機器はほとんど壊しません。

近くに落雷などの場合には置いておくだけでも誘導の影響で壊れてしまうものもあるので怖いところではあります。  

雷が多い地域の方は 雷の災害に対する保険がかけられるならかけておくことをお勧めします。

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2007年7月 3日 (火)

修理屋

最近 近所の電気屋さんでも 修理をしなくなってきています。 

最近では販売業務とエアコン電気工事などが優先され、一般の機器の修理は顧客持ち込み品はメーカーに送り、出張修理も顧客が依頼するとメーカーを呼ぶ形態が多い。 

修理難易度が上がっていたり シリアル信号での調整には専用ツールが必要であったり デジタル化、基板ユニット化され、以前のように部品個別の修理がしにくくなっていることも背景にはある。

以前の電気屋さんは訪問販売もしており、顧客の家で電気製品の状態を把握していた場合が多く、古くなってホコリをかぶるような場合のメンテナンスは声かけを行っていた。 

私なども 東京の電気店で修理をしていた時代は、納品のついでなどに古い機器の掃除はしてあげていたものです。

最近は量販店や通販で製品を買い壊れるまでそのまま使うというケースが多く 電気製品や汚れによる放熱の悪化や空気の取り込み量の減少に関する知識が少ないと 汚れきって問題が出るまで不具合に気がつかない。 これは当然のことですが メーカーはホコリだらけの場所や 湿度が極端に高い場所での使用は想定していない場合も多いのでメーカーが想定しているよりも早く劣化したり詰まったりする場合がある。また 換気扇の使用を取り扱い説明書では書いていてもユーザーが換気扇をつけない場合もある。 ガス器具の場合は空気が新鮮である必要があります。換気や定期的な吸気口の掃除などが必要です。

製品を買った場合には 取り扱い説明書は一通り目を通すことを忘れないようにしたいものです。

今は 自己責任の時代。 ユーザーが使うものは自分で知って管理することは重要です。

内部が汚れていると思われる機器は他で買ったものであっても 近くの電気屋さんに依頼して掃除はすべきです。(有料なので見積もりしてもらってから) 近くの電気屋さんは 最近では、故障も少ないため販売最優先になりつつありますが 細やかなメンテナンスを得意とするところが何件かに1件はあるはずです。 そのような知り合いは是非作っておくべきです。

私などは 今では 修理はメールなどで依頼を受けた場合と 近くの家庭の方の修理だけしていますが 掃除は最初に必ず実施しています。 

汚れ  や 空気の取り入れ は 意外にも忘れがちですが大変重要です。

   

 

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